最近読んだ本「世界の一流は「雑談」で何を話しているのか」を読んで、雑談の意味について考えさせられる内容が書かれていたのでご紹介したいと思います。
そもそもなぜこの本を読もうと思ったかというと、自分自身カナダに来てから多くの国籍の人と会話をする機会があり、最初はお互いのバックグラウンドの話や文化の違いについて話すことが多いんですけど、それが終わるとだんだん話すこともなくなってしまうんです。
これは自分の英語力にも問題がるんですが、そもそも日本にいるときから雑談があまり得意ではなかったので、この本に何かヒントが書かれているんじゃないかと思い、読んでみることにしました。
多くの日本人が日常の会話やビジネスの場での雑談を「何気ない会話」と捉えがちですが、この本を読んで、その先に隠れる深い意味を知ることができました。
まず、雑談はただの無駄な会話ではないことを理解することが重要です。実は、相手との信頼関係を築くための大切な手段としての側面があり、以下は、雑談を通して得られる3つのポイントです。
- ラポールの形成: 雑談を通じて、お互いに信頼できる関係を築くことができます。
- 相手との信用の確認: 雑談をすることで、お互いの信用できる点や信頼性を確認することができます。
- 相手への尊敬の気持ちを深める: 真摯に雑談を楽しむことで、相手を尊敬する気持ちを育てることができます。
雑談を有効にするためには、相手の話に真摯に興味を持ち、時には自分のことをオープンにすることが重要ですが、過度な自己開示は避けるべきであると。
また、あらかじめ話す内容を用意していたとしても、相手の現状や表情、感じる雰囲気を読み取り、その場のリアルタイムの会話を優先することが大切です。
そして、しない、してはいけない雑談もあることを認識することも大切で、相手を不快にさせる話題や、適切でないタイミングでの雑談は避けるべきです!
この本を読んで、日常の会話やビジネスシーンでのコミュニケーションの在り方について、深く考えることができました。また、雑談は単なる会話以上の価値があり、それを理解して実践することで、人間関係をより豊かにすることができるということが理解できました!
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